耳が遠い。
2006年 12月 15日
庭の枯れ葉を片付けたら雪が降ってきやがった。
枯れ葉は弱った土を肥やして、冬を越してまた新しい葉が生まれる。
夏が終わってまた葉っぱは死んでいく。
この160万年のあいだに、
人間は生きている数より死んだ数がよっぽど多いだろう。
枯れ葉のように、死んだ人間もなにかを肥やしてきたのだろうか。
ひとが何かをするとき、そこには正しい道と間違った道がある。
間違った道にいきたいが、度胸がなくて正しい道をえらぶひとがいる。
世の中はそのひとを評価するかもしれないが、そのひとは小心ということでしかない。
正しい道も間違った道も両方わかっていて、道をえらぶのが知恵あるひとなのだろう。
ひとのいのちはせいぜい80年くらい。予期せず短命で臨終するひとも多い。
人生長いか短いかはおのおのの感覚によるところだ。
生きているうちには正しい道を行っておきたいところだ。
他者を苛めたり、くだらないウワサ話などしている時間などはないはずだ。
じぶんにとって都合のいい相手をともだちというなら、
そんなともだちなどほんとに必要か?
そんなんなら、おれはひとりでやっていくぞ。
自分自身に語りかけてくる内なる声をよく聴けば、正しい道がわかるんだ。
そして、その内なる声というものは、誰にでも聴くことができる。
わかるかい?
―ボブ・マーリィ
耳が遠いのか内なる声がよく聴こえないことが多い。
これから耳を澄ましてよく聴きたいと思っている。
by tukisamumental | 2006-12-15 23:23